2011年7月26日火曜日

今日もせっせとproposal

がんばって書いていますよ,proposal.
と,言うことで,今日もTeXの小技をいくつか.
(基本的にTeX技は,周りの人に聞いて,分からなければソースを見せてもらっちゃう,という場当たり的な方法で身につけてきました.がんばってドキュメントを読もう,というのは最後の最後です,すみません.)

wrapfig環境で図を入れていると,気になるのがキャプションのフォントサイズ.
なにしろ,枠内いっぱいにキャプションが配置されて見づらい上に,フォントサイズも本文と同じ大きさなので,あまりカッコ良くない.
かといって,

\caption{{\small This is caption.}}

なんてやると,Figure X. のところはフォントサイズが標準のままそれ以降のキャプションだけsmallサイズになるので余計にカッコ悪い.
そんな時に超便利なパッケージ,「caption」!!

プリアンブルに書いて使うのですが,あまり使っているという話を聞いたことがありません.

ですが,私のポリシーは,とりあえず結果出力される文書が奇麗ならいいや!なので,使えるようなら使います.

使い方は…
もしフォントサイズを小さくしたいだけなら,

\usepackage[small]{caption}

と書けば良いだけです.
たとえばwrapfigしていて,周りの本文との間にちょこっとスペースが欲しい時は,


¥usepackage[small,margin=2ex]{caption}

とすれば,二文字分のマージンをとってくれますので,私はこの形で使っています.

素敵です.
これでプロポーザルは完璧!!
(いや,だから問題は中身だってば…)

あ,そうそう,重要なことを忘れていました.
上記の"caption"パッケージは,\selectfontというコマンドを書き換えてしまうらしい.


LaTeX Warning: Command ¥selectfont has changed.
Check if current package is valid.

っていう警告を吐きます.
とりあえず今使っている文章では問題ないようですが,このへんがもしかしたら泣き所で,あまり使っている人がいないのかもしれません.

それから,Overfull とかUnderfullとか,そういったサイズ関係のメッセージがやたら出るようになりましたが,プロポーザルのスタイルファイルを作った人が悪いんだろう,ということで黙殺しています.


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