2016年3月28日月曜日

picocomが実行できない??->chmodで解決?いいのかな?

picocomで,usb接続したとある装置の状態を見たいのですが,なぜか実行しようとしたらpermission deniedというメッセージが。。。

dopiaza:dev yishii$ picocom -r -l /dev/tty.usbserial-FTFWC9UB 
-bash: /sw/bin/picocom: Permission denied


なんで?rootlessのせい?などと一瞬焦りましたが,ls -lしてみるとなんてことはない,なぜかパーミッションが変なことになっていました。



-rwxr-xr-x  1 root  admin    51944 10 14 05:26 pango-view
 
-rwxr-xr-x  1 root  admin     7303 12 11 17:57 pathsetup.sh 
-rw-r--r--  1 root  admin    43612 11 15 20:15 picocom 
-rwxr-xr-x  1 root  admin     1385 10  6 00:05 pkg-config 
-rwxr-xr-x  2 root  admin    41520 10  6 00:05 pkg-config.real 



不安になりながらもchmod a+xして,実行。

なんの問題もなく接続できました。
一般ユーザでも接続できるのはどうしてでしょう???


以前にポストしたように,接続はctrl+aに続いてctrl-xで切断できました。
/dev/tty以下がどのように割り当てられているは事前に要確認です。

2016年3月24日木曜日

OSX El Capitan ネットワークユーザでログインすると大量のsuggestdのエラーログ

OSX El CapitanにServerをインストールし,ネットワークユーザをつくってOpenDirectoryサービスとファイル共有サービスを起動し,実験室と居室の両方のMac上から同じアカウントでログインできるようにしています。

問題は,二秒おきにsugestdというアプリケーション(デーモン)が異常終了してしまうので大量にエラーログを吐くということ。






ネットでいろいろ調べてもよくわからない状態。
Apple Support Community で似たようなことを言っている人がいたので,一か八か以下のようにしてみた。


~/Library/Suggestions/以下のファイルおよびフォルダを全て一時的なディレクトリに移動する。

もともとあったものは以下の通り。



すると,すぐに以下のような新しいファイルができた。




以後,エラーログは出なくなった。
結果オーライ

Scientific Linux 7でXDMCPがうまく繋がらなかった->lightdmとXfceで解決

ScientificLinux7(CentOS7)からXDMCPに難があると話題になっています。
私もうかつに7にしてしまったためにはまりました。
結局,GNOMEが良くないらしいので,gdmをlightdmにして,window managerをXfceにすればいいということをgoogle先生から聞きました。

最近はパソコンのスペックが良くなってきたので,Xfceなんて使わなくてもサクサク動くので使わなくなっていました。
久しぶりのXfceとのご対面です。

lightdmとXfceはEPELのレポジトリからyumでインストールできるそうです。
もしepel-releaseがインストールされていなければインストールして,lightdmとxfceをインストールしました。

# yum install epel-release
# yum --enablerepo=epel install lightdm
# yum --enablerepo=epel groupinstall Xfce

/etc/lightdm/lightdm.confの内容を編集し,以下のように設定。



[XDMCPServer]
enabled=true


(enable=trueではないことに注意!!)
続いて,gdmを止めてlightdmを起動

# systemctl disable gdm
# systemctl enable lightdm

ここで再起動。
それ以外の設定はほとんどいじっていません。
(多分firewalldを止めるとか,SELinuxを止めるとか,そういう作業が必要だと思われます。私の環境では常に切ってあるので。もし止めるのが嫌なら177番ポートを開けてあげれば良いのか??)

macからのつなぎ方は,直接X,Xnest, Xephyrの三種類が考えられるみたいですが,全て試した感じでは直接Xが一番快適でした。
所詮はXephyrやXnestはXクライアントだから,なのでしょうか,もっさり感が否めません,これならVNCで十分です。

とりあえず,直接Xを起動するときに-queryオプションで起動。

真っ白で見づらいのですが,ログイン画面です。
ログインしてみます。

研究室のローカルネットの中なので,当たり前ですがローカルマシンのようにサクサク動いています。
macのメニューやドックがあるのが不思議な感じがしますが,快適です。
一点だけ問題があって,この状態でログアウトすると,Xquartsが固まり,強制終了が必要になります。
おそらく,Ctrl-Alt-BSでXを再起動しないといけないのに,Xquartsにそのショートカットがないのではないかと考えていますが。。。

将来的には,raspberry piみたいな貧弱なマシンで昔のX端末のようにchooserを使って他のLINUXマシンにXDMCP接続したいのですが,まだそこまで必要に迫られていないので。。。