2016年9月15日木曜日

TexpadのTypesetでちょっと焦る

Texpadを使っています。
日本語の文章を書く時なぜか急にうまくいかなくなることがあります。
キーボードショートカットでCommand + S,Command + Tを脊椎反射で実行しているのでどんなコマンドが動いているかあまり意識しないのですが,たま〜〜に突然大量のエラーを吐いてTypesetできなくなることがあります。
ログを読むと,jarticleがなんとかかんとか。。。
原因は,platexを実行すべきところをXeLaTeXが実行されてしまうため。

Texpadをデフォルトのままで使っていると,Auto-senseとかいってTypesetに使うコマンドを自動的に選んでくれるのですが,まれに間違えてしまうみたいです。



これをマニュアルになおして,platex + dvipdfmxでタイプセットするように明示すると,うまくいきます。



はじめて体験した時はかなり焦ったw
自動っていうのはいいことないなあ。。。

2016年9月14日水曜日

TeXでpdfファイルを貼り付けるために: xbbファイル作ったりSketchy Drawつかったり

TeXで文章を作る時,最近はLibreOfficeでepsファイルをつくって貼り付けることが多くなってきたのですが,それでも文字が思ったように配置されなかったりしてうまくいかないことも。。。
IllustratorがCCになってからTeXと相性のいいepsファイルをつくることが難しくなったので,困ってしまいます。

最近,そんな時のための裏技と表技を一つずつ身につけたのでメモしておきます。

まずは表技
普通にgraphicxをインクルードして,pdfファイルを貼り付ける。
まず,いつも通り

\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}

をプリアンブルに書いておいて,figure環境で



\begin{figure}[!h]
\begin{center}
\includegraphics[width=9cm,clip]{Fig1-4.pdf}
\caption{}
\end{center}
\end{figure}


みたいに書けばいいだけ。
だけど,xbb云々言われるので,

$ extractbb Fig1-4.pdf

とやってxbbファイルを作る。
するとFig1-4.xbbというファイルができて,無事にタイプセットできます。
illustratorCCで書き出したpdfファイルも貼り付けることができるので,多分これが正攻法です。

裏技

Sketchy Draw(スケッチ風ドロー)というアプリを使うとどんなファイルでもEPS化できます。
SketchyDrawのファイルに画像をコピペしてEPS形式でExportすればいいだけ。




こんな感じです,これが驚くほどTeXと相性がいいんです。
IllustratorのEPSがうまく貼れないときはこれで。