mac上のmusrfitに多少の不安があるので、今後のことも考えてlinuxでも実行できるようにしておくことにした。
まずはテストとして10年おちのCeleronマシンにインストール。
Scientific Linux7.9で動いているので、ここにインストールしようとしたのだが、cmakeやコンパイラのバージョンが古すぎてインストールできないという困難に直面。
重いコンダラ引きたくないので、この際OSからインストールし直し、うまく動いたら新しいラップトップに入れ直すことにした。
ディストリビューションの選択は、centos系だとhdf4がインストールできないことはわかっていて、nexusやらでつまずくのが嫌なので、apt系。
すると自ずとLubuntuかXubuntu。
ねずみで癒やされたいのでなれているのでxubuntuに。
現在のバージョンは20.04.1。インストールUSBをwindows PCからunetbootinで作成。
対象のPC、BIOSでUSB drive起動の優先順位をあげて、差し込んで再起動。
インストールはあっというま。
再起動しゴニョゴニョしていると、22.04にアップグレードするかと聞かれる。
頭の片隅にコンダラがちらつくが、調子に乗ってアップグレード。
まずはPSIウェブサイトの指示にしたがいインストール。
$ apt-get install git cmake libboost-dev libboost-filesystem-dev libboost-system-dev libgsl-dev libfftw3-dev libxml2-dev qt5-default qtbase5-dev libqt5svg5-dev
ただし、qt5-defaultというパッケージはないと怒られる。
qtbase5などは問題なく入るので、もし名前が変わっているのならきっと必要パッケージとしてどこかで入るだろうと甘く見て次へ進む。
次が問題のhdf4と5。
$ apt-get install libhdf4-dev libhdf5-dev
問題なくインストール。
つづいてnewxus
$ cd Downloads $ mkdir nexus $ cd nexus $ git clone https://github.com/nexusformat/code.git $ mkdir build $ cd build $ cmake -DENABLE_HDF5=1 -DENABLE_HDF4=1 -DENABLE_MXML=0 ../code $ cmake --build ./ --clean-first $ sudo make install
こちらも問題なくオッケー。
つづいてroot。
説明を見ると、$HOME$/Appsにインストールするようになったようだ。
まぁ、このご時世複数人でPCを共有することもなかろうと、指示通りに。
まずは必要パッケージのインストール。
$ apt-get install libx11-dev libxft-dev libxpm-dev libxext-dev
特に問題なし。
続いてroot。
途中の"git tag -l"によると、現時点でのバージョンはv6-26-10なので、それに合わせて。
$ cd $HOME $ mkdir Apps $ cd Apps $ git clone http://github.com/root-project/root.git $ cd root $ git tag -l $ git checkout -b v6-26-10 v6-26-10 $ mkdir root_build $ cd root_build $ cmake ../ -Dgminimal=ON -Dasimage=ON -Dmathmore=On -Dminuit2=ON -Dxml=ON -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=../root_exec $ cmake --build ./ --clean-first $ make install
Celeronのせいか、異常に時間がかかる。
ながくなったので続きは次回。
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