Windowsのリモートデスクトップサーバにlinuxから接続したい場合,これまでrdesktopや
FreeRDPという選択肢があったと思います。
ですが,FreeRDPではキーボードが日本語にならないので,私はどっちかというとrdesktopを使っていました。
しかし!職場のリモート接続サーバ(windows server 2012R2)の仕様が変わったのか,ある時から以下のようなエラーが出てつながらなくなりました。
Failed to initialize NLA, do you have correct Kerberos TGT initialized ?
Failed to connect, CredSSP required by server.
詳しくは省きますが,有名な事象らしいです。
これはおそらくWindows10でも起こると思われますので,rdesktopは諦めざるを得ません。
そこで,日本語を諦めてFreeRDPにしようか,海外から部下も来たことだし英語版キーボードに換えようか,と考えていた時,
Parallels Clientのことを思い出しました。
Mac版では日本語キーボード問題も,認証の問題もクリアしていたので,Linux版も試すことにしました。
重いコンダラを引くのが嫌なので,最近の私は基本的にはyum一発で(しかもリポジトリの設定をいじらないで)入れられるパッケージしか好まないのですが,おそるおそるウェブサイトを覗いてみると,rpmパッケージが用意されているようです。
rpmならyumに毛が生えただけみたいなものですから(本当はrpmに毛が生えたものがyumなのですが),ダメもとでダウンロード。
懐かしのrpm -ivhでインストールしてみたところ,何の問題もなくインストールまではオッケー。
現在の環境は,
Linux version 3.10.0-693.17.1.el7.x86_64
ダウンロードしたParallels Client は
RASClient-16.2.19300_x86_64.rpm
でした。
アホな話なのですが,インストールしたのは良かったのですが,コマンド名が分からないw
それっぽいコマンド名を打ち込んでタブ補完してみても出てこない。。。
そこで,rpm -ql をしてみたところ,
2XClientという名前で,/opt/2X/client/bin にインストールされたようです。
起動して,認証の問題と日本語キーボードの問題がクリアされていることを確認後,パスを通すのもめんどくさいので,速攻xfceのパネルに登録しました。
そして忘れないうちにBloggerにメモ。